Blog ブログ
春です
金沢で廣田ピアノ教室を主宰しております、廣田智美です。
みなさんお元気でいらっしゃいますか?
久しぶりの投稿です。
重苦しい空気から解放されない日々が続いています。
新型コロナに加えて平和が脅かされる現実。こんな事が自分の生きている間に起こるなんて…。
この瞬間にも命を守るために大変な思いをしている人達がいると思うと躊躇われるのですが、自分のことを少し。
この2年の間、どうして私は医者ではないのだろうと何度も思いました。
(なりたいと思っていたとしてもそれは無理な話なのですが、なぜか思っちゃったので、笑わないで)
とにかく感染しない事、自分と周りの人を守る事を心がけてきました。
長い間ずっと手を握り締めて、身体中に力を入れて身を守っていた気がします。
感染者数が減った時に、長く留守にしてしまったブログを書こうと思ったことがありました。
でも数行書いて止まってしまいました。
話したいことはたくさんあるのに進めないのです。
話したいけど話せない私。元気だけど元気じゃない私。
世の中の変化に着いて行こうとしているうちに、バランスがうまく取れなくなっていたのかもしれない。
もしかして力一杯守りに徹していると、人の心は固まって動きが鈍くなるのかしら。
それとも新鮮な空気を吸い込めなくなって、大事な部分がすり減ってしまったのでしょうか。
強く守り過ぎて私らしさがなくなった? (いつもと変わらず元気そうに見えるのだけど)
私の場合、ピアノを弾いていて一番好きな時間は合唱団と共に演奏している時です。
私はピアノ教室を開いていますが、ピアノを教えている時に、合唱団と一緒に音楽をしている時と同じような喜びを感じる瞬間があります。
言葉でうまく表せないのですが、その喜びはたぶん人と関わることで生まれるのではないかと思います。
コロナ禍で大好きな合唱の活動が激減し、ただひたすら守るだけの時間を過ごしているうちに、私は鈍い塊になってしまっていたのかもしれません。
オリンピック、パラリンピック、ショパンコンクール、大谷翔平選手…。
コロナ禍にあっても感動はたくさんあり、いつも以上に深く、また時間をかけて感じていたつもりでした。
それは私にとってプラスとなり、自身から溢れ出すだろうと勝手に思っていたのです。
それなのにどこで間違ったのか、気がつけば予想に反してつまらなくなった私がいた…?
いつまで続くのかわからない長い期間、自分の望む活動ができなくて制限ばかりの中で疲れてしまっていた…。
そんな時に、私を救ってくれたのは、音楽。
そして、私が元気をあげていると一方的に思いこんでいた、ピアノの生徒と合唱団のメンバーでした。
弱い自分のことについて、本当は書きたくない。
でも、今は、私にもできる事があると気づかせてくれた人たち、渇いた私に絶妙な言葉をかけてくれた人たちに何かをしたいという思いがじわじわと湧いてきます。
これは良い兆候でしょ? 心にエネルギーが送られるようになってきた感覚。
ショパンコンクールの配信を見て、夏からずっと経過を追っていました。
どの演奏者も素晴らしく、これまで持っていたショパンの感じ方もだんだんと変化していきました。
新たな気持ちでピアノと向き合いたくなりました。
演奏家もスポーツ選手も、活躍された方々は語る言葉も素晴らしかったです。
一言一言に考えさせられましたし、刺激になりました。
いつまでも足踏みしてはいられない。
これからも自分や大切な人を守っていく生活に変わりはありませんが、
今回想定外に感じることとなったじんわりとした虚無感?のような経験…を生かして、少し大人の歩みをしたいですね。
レッスンや自身の演奏も。
新しい年度が始まりました。
今年は廣田ピアノ教室には新一年生も卒業生もいません。静かな年度始まりとなりました。
ただ、近くのこども園では入園式が行われ、数日前からは先生方が夜まで準備をされていました。
たぶん入園式でピアノを担当される先生でしょう、お稽古するピアノの音も聞こえました。
こども園の玄関前では、いつものようきれいに咲いたたくさんのお花が子供たちを迎えます。
世の中がどうであろうと、子どもの成長と美しく咲く花からは、生命力を感じます。それは喜びです。
誰かの成長の一助となれるよう、自分自身をを成長させたい。
今回は私の決意表明 !? を綴ることとなってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コロナが治まることを、世界から暴力や戦争がなくなることを願います。
みなさんお元気でいらっしゃいますか?
久しぶりの投稿です。
重苦しい空気から解放されない日々が続いています。
新型コロナに加えて平和が脅かされる現実。こんな事が自分の生きている間に起こるなんて…。
この瞬間にも命を守るために大変な思いをしている人達がいると思うと躊躇われるのですが、自分のことを少し。
この2年の間、どうして私は医者ではないのだろうと何度も思いました。
(なりたいと思っていたとしてもそれは無理な話なのですが、なぜか思っちゃったので、笑わないで)
とにかく感染しない事、自分と周りの人を守る事を心がけてきました。
長い間ずっと手を握り締めて、身体中に力を入れて身を守っていた気がします。
感染者数が減った時に、長く留守にしてしまったブログを書こうと思ったことがありました。
でも数行書いて止まってしまいました。
話したいことはたくさんあるのに進めないのです。
話したいけど話せない私。元気だけど元気じゃない私。
世の中の変化に着いて行こうとしているうちに、バランスがうまく取れなくなっていたのかもしれない。
もしかして力一杯守りに徹していると、人の心は固まって動きが鈍くなるのかしら。
それとも新鮮な空気を吸い込めなくなって、大事な部分がすり減ってしまったのでしょうか。
強く守り過ぎて私らしさがなくなった? (いつもと変わらず元気そうに見えるのだけど)
私の場合、ピアノを弾いていて一番好きな時間は合唱団と共に演奏している時です。
私はピアノ教室を開いていますが、ピアノを教えている時に、合唱団と一緒に音楽をしている時と同じような喜びを感じる瞬間があります。
言葉でうまく表せないのですが、その喜びはたぶん人と関わることで生まれるのではないかと思います。
コロナ禍で大好きな合唱の活動が激減し、ただひたすら守るだけの時間を過ごしているうちに、私は鈍い塊になってしまっていたのかもしれません。
オリンピック、パラリンピック、ショパンコンクール、大谷翔平選手…。
コロナ禍にあっても感動はたくさんあり、いつも以上に深く、また時間をかけて感じていたつもりでした。
それは私にとってプラスとなり、自身から溢れ出すだろうと勝手に思っていたのです。
それなのにどこで間違ったのか、気がつけば予想に反してつまらなくなった私がいた…?
いつまで続くのかわからない長い期間、自分の望む活動ができなくて制限ばかりの中で疲れてしまっていた…。
そんな時に、私を救ってくれたのは、音楽。
そして、私が元気をあげていると一方的に思いこんでいた、ピアノの生徒と合唱団のメンバーでした。
弱い自分のことについて、本当は書きたくない。
でも、今は、私にもできる事があると気づかせてくれた人たち、渇いた私に絶妙な言葉をかけてくれた人たちに何かをしたいという思いがじわじわと湧いてきます。
これは良い兆候でしょ? 心にエネルギーが送られるようになってきた感覚。
ショパンコンクールの配信を見て、夏からずっと経過を追っていました。
どの演奏者も素晴らしく、これまで持っていたショパンの感じ方もだんだんと変化していきました。
新たな気持ちでピアノと向き合いたくなりました。
演奏家もスポーツ選手も、活躍された方々は語る言葉も素晴らしかったです。
一言一言に考えさせられましたし、刺激になりました。
いつまでも足踏みしてはいられない。
これからも自分や大切な人を守っていく生活に変わりはありませんが、
今回想定外に感じることとなったじんわりとした虚無感?のような経験…を生かして、少し大人の歩みをしたいですね。
レッスンや自身の演奏も。
新しい年度が始まりました。
今年は廣田ピアノ教室には新一年生も卒業生もいません。静かな年度始まりとなりました。
ただ、近くのこども園では入園式が行われ、数日前からは先生方が夜まで準備をされていました。
たぶん入園式でピアノを担当される先生でしょう、お稽古するピアノの音も聞こえました。
こども園の玄関前では、いつものようきれいに咲いたたくさんのお花が子供たちを迎えます。
世の中がどうであろうと、子どもの成長と美しく咲く花からは、生命力を感じます。それは喜びです。
誰かの成長の一助となれるよう、自分自身をを成長させたい。
今回は私の決意表明 !? を綴ることとなってしまいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コロナが治まることを、世界から暴力や戦争がなくなることを願います。
SHARE
シェアする
[addtoany] シェアする